さて、ここでいうコンテンツとは、
テキスト(文章のこと)、画像やイラスト、動画のことを指します。
この記事では、あなたのサイトに訪れる訪問者にとって、
そして最終的にはあなたのホームページにとって、
有益なコンテンツとは何か、そしてどのようにして作り上げるのかを
ポイントにしてお話ししていきます。
ホームページ訪問者のためのコンテンツとは。
この事を考える前にまずはあなたが何をどのように思うのかを考えてみましょう。
あなたが何か情報や調べごとをしたいと思って、
検索窓にキーワードを打ち込んで出てきたサイトを順番に訪問していきますよね。
そうですね…ベタなキーワードですが【 脱毛 】について調べたとしましょうか。
検索結果には沢山のサイトが並んでいると思います。
よほどのことがない限り1ページ目で疲れちゃいますよね。
きっとあなたは上から順番に、
もしくは惹かれるタイトルのホームページから訪問していくことになるでしょう。
訪問したホームページをまずは眺めてみて、
- 脱毛サロンのことなら○○○
- 格安脱毛ワックスは○○○
- ○○○の脱毛クリーム激安情報
など、いきなり広告がびっしりと並んでいたらどうですか?
わたしなら
『 なるほど、このサイトは私に脱毛クリームを売りつけたいんだな。』
と、おもいます。
そうではなくて、たとえば広告をメインにするのではなく、
脱毛のメカニズムに関する情報や、予防法など、
純粋に【 脱毛 】というキーワードで検索してやってきた訪問者の心情に即した
文章や画像などをコンテンツとして掲載していたらどうでしょうか?
そのおまけとしてお勧め出来る広告を最後の方に掲載する。
では、これが絵画教室のホームページだとどうでしょうか?
- この絵画教室は他の教室とは違ってこれだけ安いんです!
- 今ならキャンペーンやっていてお得なんです!
- この教室は素晴らしいんです!
などなど。
売る気満々なのが伝わってきますよね。(笑)
このコンテンツ?が、わざわざ【 絵画教室 】で検索してくれた人に対するコンテンツとして、
訪問者に喜んで頂けるでしょうか?
この場合でも同じようにあくまでも訪問者(ユーザー)目線で、
役に立つ情報という認識でコンテンツを作らねばなりません。
たとえば、
- 講座の特徴や内容を簡潔にわかりやすくまとめる。
- どのような人に向いている講座なのかを提案する。
- 現在講座に通っていただいている生徒さんの声を掲載してみる。
このように訪問者との距離を縮める努力をしてみることをお勧めします。
では繰り返しにはなりますが、ホームページ訪問者のためのコンテンツとは、
訪問者が欲しいと思っている情報を正確に案内して差し上げるコンテンツです。
決してホームページ運営者の目線(売り手目線)でのコンテンツではありません。
厳しいようですがその様なコンテンツは、ユーザーにとって迷惑でしかないのです。
SEO(検索エンジンから見たコンテンツの良し悪し)
SEOの観点から申し上げれば、何よりもテキスト(文章)が大事です。
その字数も多ければ多いほど、
必然的に字数が多くなれば使われるキーワードも多くなり、
検索エンジンにヒットする可能性が高まります。
また、単純に考えて字数が多いと、
それだけ多くの情報を提供しているサイトであると、判断されます。
(実際にはそんな単純ではないのですが)
このような事から、
字数ばかり多くして、特定のキーワードばかり連呼した
ワードサラダと呼ばれる人間から見ると、とても文章として意味をなさないような
代物を使ったサイトも横行しました。
(クローラーから見ると有益なサイトだと誤った判断がされる時代がありました。)
実際にそのようなサイトが検索順位で、上位を占めた時代もありました。
ですが検索エンジンも日々進化を遂げ、
そのようなネット利用者にとって迷惑そのもののサイトは、
ペナルティを受けるようになってきています。
テキスト(文章)のことばかりをお話ししましたが、ホームページを訪問してくれた方に、
有益な情報を提供するという意味では、画像や動画なども有効活用するべきです。
実は、検索エンジン(クローラーロボット)は、最近でこそ少しは画像や動画の意味や内容を
理解できるようにはなってきていますが、テキスト(文章)ほどの理解力はありません。
そのためワードサラダのような手法が横行したりしていたわけです。
ですがあくまでも訪問者(ユーザー)目線で見た場合、
画像や動画も併用した方が難解な文章よりもわかりやすく伝える事ができる場合が多いです。
繰り返しになりますが、
SEOの観点からも、訪問者の方に有益な情報を提供するという観点からも、
コンテンツは、大変重要だと言えます。
できればあなた自身の言葉で、独自の情報を提供できれば、
検索エンジンもきちんとした評価を返してくれると思います。